とっても楽しみにしていたお芋ほり年少組から成長した子どもたちは自分の足で畑に向かいお芋をもって帰ってきました今年は大きいお芋を掘れた子どもが多く、大喜びでも、その分帰りはとっても大変「重たいよ」と大収穫を体でも感じて、ヘトヘトになりながらも頑張っていました
「楽しかった~」「疲れた~」と一息つくのはまだまだ早い次の日は掘ったお芋でクッキングなので、休みたい気持ちに負けず、芋洗い
たくさんついた泥をよく洗い落とします。スポンジで擦りすぎてしまうと皮まで剥けてしまうので、力加減が難しいんです。明日おいしいお芋を作れるようにと、心を込めて洗いました
待ちに待ったお芋クッキング当日
スモックを着て消毒もして、準備万端!!
準備ができたら、使う道具の名前や使い方の説明を聞きます。「包丁」の使い方がとっても重要どんなふうに切ると切りやすいのか、よーーーく聞きます
そして、1番大切なことは「ふざけないこと」。おいしい料理を作る便利な道具だけれど、使い方を間違えると指や手を切ってしまう道具でもあることを伝え、この約束を守ってスタートしました
大きいお芋に苦戦しながらも、先生に聞いた包丁の持ち方や切り方、押さえる手の形に注意して切っていきます。
順番に切っているとお客さんが、、、
年少の子ども達実は年中組がお芋クッキングをすることを知った年少組から、「年少組の分もよろしくお願いします」と頼まれ、年少組の分も作ることになっていたんです!
「年少さんは切る力が足りないからその分頑張るんだ」「年少さんは危ないから包丁を使えないから」と、とっても張り切る子ども達。自分たちが年少の時にしてもらったことをやってあげたいと、心も大きくなっていました!!
切ったらこんな色の中身が見えるよと見せてあげると「わ~すごい」と年少組さんの目が輝きます。
全部切り終わったら、給湯室へ(ばら組は二階の給湯室へ)
例年は鍋で茹でていましたが、今年は新しく蒸し器を使って「ふかし芋」
大体30分火に掛けますお部屋に帰っても、時計をチラチラ見て「まだかなー」「はぁー楽しみすぎるなぁ」と「先生もう時間になったよ」と待ちきれない子ども達。
給湯室に向かうと「いいにおーい」と大興奮甘い匂いがみんなの食欲をそそらせます!
蒸しあがった芋は、頼まれていた年少さんに届けて、
いっただきまーす
年少さんも~
そしてそして、もも組の先生の知り合いから紫芋を分けてもらったので、それも一緒につくって、
食べ比べ
甘い匂いがするので、てっきり甘いと思ったら「紫芋もあまくなーい」とびっくり
「紫の方が好き~」「ふつうの方がすき~」とどっちが好きかという会話で盛り上がりました。
同じさつまい芋でも種類が違うと味も違うことを知る良い経験になりました
そして、この日ばら組は、さつまいもだけでなく、幼稚園にあるかりんの木から収穫したかりんの実を使った「かりんのはちみつ漬け」をお湯で割った「かりんジュース」で乾杯
10月の終わりにクラスのみんなで包丁を使い、作っていました。
毎日中身が混ざるように瓶を振り、「早く飲みたいな~」と楽しみにしていた子どもたち。 「おいしい!!」「あま~い」と大感動でした
中には、苦手な子もいましたが、そのままでは食べられないものを少し加工することでおいしい飲み物になり、それがさらに健康にもよい飲み物になることを知る良い経験になりました
【ここからは、裏話】
クッキングの前日、、、かりんジュースをみんなで飲むから味見をしてみようか、、、とばら組で担任Aが悩んでいると、のどの弱い声がカスカスになりやすいきく組担任がやってきたので、「のどに効くから!」とかりんジュースの強引に毒見
「おいしいよ~」と感想をもらい、一安心
すると、しばらくしてすずらん組の担任(お姉さんのほう笑)がやってきたので、「飲んでみる?」とおもてなし人生で初めて飲んだようですが、甘めがいい!!とシロップを大量追加して飲んでいました
するとそこにすみれ組担任がやってきて、「飲んでみたい」と試飲みんなでかりんジュース飲み会です「おいしい!!!!!!おばあちゃんの味がする」とすみれ組担任(笑)
「明日、包丁使うし、すみれさんでも作ってみたら~」
「え!!!作りたいです~」
「すみれもやるなら、ももさんもできるといいね」
「聞いてみまーす」
「えーーーうちもやりたいです~」
というやり取りから、すみれ組ももも組もかりんのはちみつ漬けづくりをすることに
2クラスのはちみつ漬けが飲めるようになるのは、クリスマス会時期ちょうど、インフルエンザや風邪も流行る時期ですね。今年の年中組はかりんのおかげで風邪をひかずに過ごせるといいです