今日は3月11日。
10年前の今日、東日本大震災が起こりました。
いまだに復旧されていないところも多くあります。
10年、当事者の方々にとっては節目ではなく、まだまだつらい思いをされていらっしゃることでしょう。
私(F)は、震災からちょうど2年後、2013年6月に石巻へ行きました。
石巻までの電車が復旧していなかったので、塩釜から知り合いの方の車に乗せていただいて向かいました。
車から外の景色を眺めると、津波でさらわれた跡地のがれきは撤去されて整備が進められ、ただひたすら平らな地面だけが広く続いていました。
天気の良い日だったので、地面がキラキラと光ってまぶしかったのです。ふしぎなキラキラでした。
そのキラキラは、がれきの中のガラスが整地するときに踏みつぶされて地面に残っているということを地元の方からお聞きし、せつない涙があふれたことを思い出します。
今日の14時46分、幼稚園では最後のバスコースと預かり保育の子どもたちが園庭の片づけをしていました。
調布市からの放送が聞こえてくると、
先生たちの声掛けに子どもたちがさっと集まり、園庭やテラスで手を合わせて黙とうしていました
忘れてはいけない大切な日。
子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。
東日本大震災被災者のための祈りⅡ
父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、
わたしたちがあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。
アーメン。