今年は「おうち展覧会」となりましたが、いかがだったでしょうか?
作品フォルダーをお渡しすることが遅くなってしまいましたが、初めてが多い年少さんの制作も、沢山の経験を積み重ねてきたからこそ、一つひとつの作品を見て成長を感じられたと思います
さて、例年行われている展覧会では、学年毎に共同制作というものをします
学年みんなで同じテーマに向かって作品を作っていくのですが今年はそれが出来ず・・・
ですが、年少組でも共同制作のようなものが出来ないかなと考え・・・
今まで使ったことのない素材に触れて制作に取り組んで欲しい!という思いで紙粘土を使って作品を作ってみることにしました
紙粘土は、粘土とは違った感触を楽しむことができ、また時間が経つと固まるので作品作りとしてもバッチリなのです
今回は、クラスごとに作るもののテーマを決めて作品作りに挑戦しました
それでは早速見ていきましょう!担任の細かな工夫が沢山散りばめられているのでよ~く目を凝らして見てみて下さいね
すずらん組「お菓子屋さん」
すずらん組は、「からすのおかしやさん」
この絵本では、からすがお菓子を作り、
絵本を見て「わたしもお菓子作りたい!」「いっぱいあるから迷っちゃうな~」という子ども達
まずは、からすや小鳥を作って、お菓子屋さんに変身するところから始めてみました!作った小鳥達は、大事にお部屋に置いてあげることに
それから・・・今日は気持ちが良いお天気だから、
そうだ!
「えっ?幼稚園の外に飛んでっちゃったんじゃない?」
「
「どこへ行っちゃったんだろう・・・」と不安を抱える中、
自分の小鳥さんを見つけて「もう勝手に飛んで行かないでね」
自分達で散歩をする時とは違って、
次は先生と一緒に、絵本にどんなお菓子が描いてあったか振り返って・・・さあ、紙粘土のお菓子作りに
挑戦しよう
小鳥さんも近くに来て一緒に作りましたよ~
絵の具が付けられたら、自分の作りたいお菓子になるように自由に形作ります
こねこね・・・こねこね・・・
紙粘土に絵の具を練り込むところは少し難しそうでしたが、
それを知ることも良い経験ですね☆
絵の具が乾いたら、小鳥のお菓子屋さんになりきってまずはトッピングのビーズ選び
すずらん組はボンドを使ってビーズを付けてみましたよ~
おいしくなーれ、おいしくなーれ
今にも食べたくなるようなお菓子ができましたね
ひまわり組「ひまわりドーナツ屋さん」
ひまわり組は、「ドーナツやさんはじめました」
その絵本に描かれていたドーナツが美味しそうで「食べたい!」「
なので、みんなでドーナツを作ることに!今回は、
「ドーナツってすぐ出来るんじゃなくて、レシピをた〜
いよいよ、みんなでバンダナを巻いてドーナツ屋さんになりきり、紙粘土のドーナツ作りに挑戦!
紙粘土に絵の具を混ぜ混ぜ・・・
ちゃーんとレシピも見ながら作っていますね~本物のお店屋さんみたいです
それから成型して、ドーナツの上にまた絵の具を塗ったり、好きなビーズを選んだりしてトッピング
美味しそうなドーナツがいっぱいですね
このように、ひまわり組は「自分で考えたものを作り上げる」とい
最後に・・・ドーナツにはジュースも!と作って展示することにしましたよ
たんぽぽ組「いろんな顔のペンダント」
たんぽぽ組は、園庭にある石や木の枝などの自然物を使って、
ただ作るだけでなく、作った物をその後も使えるように・・・
最初は、表を見せながら作り方の説明です
説明を聞いたらまずは自分で選んだ色の絵の具を付けてみよう~
色が混ざるとマーブル色になってきれい
手も絵の具でいっぱいになったよ
さあ、色を付けたら今度は石やビーズを付けて飾り付けです
可愛いお顔の完成
たんぽぽ組はなんと、展示する準備も自分達で行いましたよ~!
まずは、自分で作った作品にひもを通して・・・
どこにしようかな・・・と決めて掛けます
看板作りも行いましたよ
首に掛けてパシャリ
このように、各クラスで作品を作るまでに色々な話をしたり、色々な体験をしたりして、実際に作品作りを楽しめたようです
さあ、いよいよみんなで頑張って作った自慢の作品たちを展示して、子ども展覧会の開催です!!
自分のクラスの作品はもちろん、他のクラスの作品も興味津々・・・
展覧会を行っている間にいろいろな先生も遊びに来てくれて、一緒に見ることができましたよ
この「子ども展覧会」を通して、触ったことのない新しい素材に触れながら、自分の力で作品を作り上げる達成感が味わえたのではないかと思います
そして、自分で作ったものだけでなく、クラスを越えたさまざまな友達の作品を見ることができた子ども達
自分の作品が展示された喜びと、友達の作品の素敵なところを見つけ合う貴重な機会になりましたね年中組さんになっても、作ることの楽しさや達成できた喜びを感じながら、色々なことに挑戦してほしいです