2019 ❀卒園ミサ❀

桜の開花宣言がされ、春の訪れを感じるこの頃無事に卒園式を執り行い、78名の子どもたちが調布星美幼稚園を巣立っていきました子どもたち、ご家族の皆様、

ご卒園おめでとうございます

調布星美幼稚園では、卒園のお祝いとして『卒園ミサ』と『卒園式』、二つの催しを行っています！今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、例年とは違う形で行うこととなりましたが、心を合わせ無事にお祝いすることができ、ホッとしています沢山のご理解、ご協力、本当にありがとうございました。

さて、卒園ミサと卒園式、２つにわけて様子をお伝えしようと思います！まずは、卒園ミサからご覧ください

カトリックの幼稚園ならではの行事『卒園ミサ』

レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画に描かれている「最後の晩餐」がミサの起源ですが、ミサでは「神様のもとに集まって、みんなで祈る」「恵みを思い起こし、感謝する」「糧を受け、心を新たに出発する」等の意味があります！卒園式を迎える前に、ミサを通して豊かな心の準備ができるのは、カトリックの幼稚園ならではですね

隣にある修道院の聖堂をお借りして、ミサを行いました！聖堂を貸してくださったシスター方、ありがとうございましたお泊まり保育の最終日のお祈りやふれあいでー等、年長組になってから訪れることが多かった修道院静かな空間に、子どもたちも身が引き締まります

聖歌「なかま」を歌いながら入堂♩神様が私たちのことをここに集めてくださった、これからも離れても仲間だよという歌詞...M先生のお気に入りです、いい歌～

コロナウィルス対策として、お隣さんと少し距離を開けて座りました

まずは目を閉じて・・・

お祈りをして、代表の子どもたちが聖書朗読を行います「互いに愛し合う心、親切で正しい心を忘れずに、悪いことに負けないように生きること、そうすれば神様は私たちの中にずっといる」と堂々とみんなの前で伝えてくれました

続いて、北川神父様のお話。北川神父様は今年度の聖母祭でもお世話になった神父様です

「みんなは3年間で立派な神様の子どもになったよ！みんなは神様の幼稚園にいた特別な子ども！だから、小学校に行ったら色々な友達がいるけれど、神様のことを知らない子に神様のことを伝えて、優しい心で仲良くしてあげてね！」とお話してくださいました

3年間でみんなの心に植えられた種や咲いた花が、小学校でも元気に育ち輝いてくれたらいいな～と願っています

そして、共同祈願。3人の代表の子どもたちが、①これからの歩みのために　②友達や先生、シスターのために　③家族のために、とお祈りを唱え、その後に続いて「私たちの祈りを聞いてください」とみんなで声をそろえて、お祈りしました

お祈りが終わると、＜感謝の典礼＞といってパンとぶどう酒（神様の体と血）を受ける準備をします！（ここまでくるとミサもあと半分！）聖堂の後ろから、中央通路を通ってパンとぶどう酒を運ぶ、年長担任子どもたちは、興味津々！横目で大注目でした（笑）

ここから、「ホザンナ～ホザンナ～♪」と歌を歌ったり、神父様の長～～～～いお祈りを聞いたりします。（この歌は途中の「ホザンナ」の部分から子どもたちがとっても盛り上がります！よくお家で歌っていませんでしたか？（笑）ホザンナはヘブライ語なのですが、神様すごい！と讃える意味があります）

そして、この丸いパンをキリストの体へ、ぶどう酒をキリストの血へと神父様が変えてくださいます！（ここがミサの中で１番大切な部分です）今年は保育が少なく、ミサの意味をじっくりとは伝えてあげることができなかった為、不思議そう～に見つめる子どもたちの姿が印象的でした

続いて、子どもたちは聖水で清められ、信者の先生は聖体拝領を受けます3年間で聖水を受ける経験は何度もしてきた為、神父様の動きに合わせて、自然と頭をさげる子どもたち。さすがです！！

そして、子どもたちは、パンをいただく先生たちをみて、びっくりしながらも「いいな～」という表情案の定、クラスに戻った時に「おいしいの？」「どんな味？」と質問攻めでした。サクサクだけど...味がしなくて...赤ちゃん用のお菓子みたいにすぐ溶けちゃって...いつも答えに困りますおいしくないよとは言えないし（笑）