3月の園だより

まだ寒さは、続いていますが、時々春の日差しをあびて、お雛様のお顔も嬉しそうに見えます。カメのカメチバ君も冬眠から目覚め、ちらっと顔を出すようになりました。子供たちも寒い寒いと言いながら園に入って来ますが、体操服に着替えたら、寒いことなんかすっかり忘れたように園庭に飛び出していきます。子供たちのけらけら笑っている声が聞こえてくると、なんとも幸せを感じる今日この頃です。いよいよ締めくくりの月、よろしくお願いいたします。

今月のそよ風

3月のそよかぜに何を書いたかしらと思いながら、過去の園だよりを見返してみますと、今、私が、書きたいと思っている同じものが出てきました。やっぱりこれです。「愛の賛歌」!!  昔、若かりし頃、友だちが遊びに来て、『今度、友だちの結婚式で歌わないといけないんだけど、愛の賛歌教えてくれない』と言ってきました。2人で何回か歌って、彼女は帰りました。岩崎時子さんが書かれたとても美しい歌です。今、ここに紹介いたします「愛の賛歌」は、それとは違い、聖書に書かれているもので、コリント人へ書かれたパウロの手紙の一部です。聖書の中の一番美しい箇所ではないかと思います。そこには、人の豊かな生き方が記されています。将来の子どもたちに、そして今からさらに子供たちのために心を使っていかれるお父様、お母様のために私からのエールとしてお届けしたいと思います。

たとえ、わたしが、人間の異言、み使いの異言を話しても、愛がなければ、わたしは鳴る銅鑼、 響くシンバル。たとえ、預言の賜物があり、あらゆる神秘、あらゆる知識に通じていても、たとえ、山を移すほどの完全な信仰があっても、愛がなければ、わたしは何ものでもない。(中略)愛は寛容なもの、慈悲深いものは愛。愛は、妬まず、高ぶらず、誇らない。見苦しい振る舞いをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人の悪事を数えたてない。不正を喜ばないが、人と共に真理を喜ぶ。すべてをこらえ、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐え忍ぶ。愛は、決して滅び去ることはない。

 

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