2019 年中♡もも組⑥

今年度も残すところわずかとなった最近。。。17日は保育参観にお越しくださりありがとうございました。難度の高い制作をチョイスしてしまい、担任三人で大反省中…「せんせーーあってる??」との声が多かったのは、私たちのチョイスミスですその中でも、聞こうとする姿勢が見られたり、涙が出ても諦めず切り替えて取り組んだり、友だち同士で助け合ったり…6月の参観とは違った姿が見られたことと思います!

さて、そんなもも組は3学期を「絵書初め」からスタート

今年の干支はネズミなので、墨汁と半紙を使ってネズミの絵を描きました。墨汁は木を燃やして作った墨を水に溶かしたもので、黒い絵の具とは違うこと…半紙はいつも使っている紙よりも薄い紙であること、筆は馬の尻尾の毛で出来ていること…(ものによって様々ですが)を伝えていざ!初筆

半紙に墨汁が滲む感じや、筆の滑り、墨の独特の匂い、、、など初めての経験に目を輝かせながら、半紙が破れないように丁寧に描き進めました(子どもたちが描いたネズミ、、、あれ?クマかな?ウサギかな?という絵もありましたが、そこはご愛嬌

 

わくわくタイムでは、学年で「福笑い・すごろく・こま」のお正月遊びの経験はしよう!と統一し、各クラスで楽しめるように準備しました

すごろく

すごろくは自分でコマを作って始めますマス目にはいろいろなお題が書いてあり、モノマネや腹筋、先生に今日もかわいいよと言いに行くというものもゴール直前にスタートに戻るというマスがあるのですが、1度のすごろくで、4回も同じマスに止まった男の子それでも「またかよ~」と大笑いしながら、スタートに戻り、怒らず、途中で抜けずに続ける姿に「成長したな~」と思う私でした

ちなみに、、、止まりたくないマスのサイコロの目が出た時に、、、周りにわからないようにとばして止まる子や、雑に数えて誤魔化す子など、、、悪知恵も働くようになったもも組担任の目がギラリと光って「あれ??ちがくない??」と引き留められるのは言うまでもありません

ふくわらい

今は、いろいろなキャラクターの福笑いがありますが、もも組では王道の「おかめ」の顔のふくわらいを準備

「これは目だよ」「これは口ね!こう向きだから!!」と言いながら渡す子どもたち目隠しをする人も、パーツを渡していく人もどちらも面白くて、ぎゃはぎゃは笑いながら楽しんでいました

でもでも、、、途中から「変な顔を作る!」ということを楽しみだし、あえて違うパーツの場所に誘導する遊びに(笑)その中でも、相手のことを考えてパーツを渡す自分と相手が向かい合っていることで左右が逆なので、声を掛ける時も相手を中心に考えて声を掛けるなど相手を基準に考えるという経験をしながら遊んだ子どもたちでした

コマ

厚紙で作ったオリジナルコマ

誰が一番長い時間回り続けるか、トーナメントを開催しばらくは私は大座を譲りませんでしたが、何度も経験すると挑戦者がフライングコマと上から飛ばす技まで登場

コマは、自分たちだけで作ったコマだけでなく、隣の修道院に住んでいるシスターが園児全員分作って下さり、プレゼントしてくださった折り紙コマも楽しみました

そしてちょうどその時、世界の友だちへ手紙を書いていたこともあり、子どもから「お礼の手紙書きたい!」との声がお弁当の後の時間を使って、手紙を書き、赤・白コースの子どもたちと一緒に作って下さったシスターのところにお手紙を配達に行ってきました

修道院に入るのは、初めて!どんなところかわくわく!張ってある掲示物にも興味深々!置いてあるソファーにも座ってみたい!!と大興奮「これは何?」「あれはどうやって使うの?」とシスターに質問攻めし、お礼を伝えに行ったのか、お家訪問に行ったのか、、、(笑)特別な体験をして帰ってきました

翌日、届けに行ったことを伝えると「えーーーずるいーーー」と大ブーイング!(笑)全員でお伺いするとお邪魔かと思ったのですが、今度全員で伺うことになりました(笑)

じゅえりーまりあ

ある日、私が静かにネジネジで輪っかを作っていると、、、「何やってるの~?」と子どもたち!「ひみつ~」と言うと「なになに??」と続々と集まるおしゃれ好き女子たち(笑)作り進めていくうちにどんどん目が輝き「私もやりたい!」「私も作りたい」と前のめりに

普段はなかなか使わない袋の口を縛る通称【ネジネジ】に目をキラキラさせ、輪っかづくりスタート!!でも、なかなかうまく輪っかにならず、先の尖った攻撃的なリングも、、、

宝石はビニールテープを丸めてリングにくっ付け、沢山の指輪が完成お店を開くにはどうやってレイアウトするか…という相談をすると、白いホワホワに挿したい!と本物のジュエリーボックスのようなもがいい!とう言う提案があり、発泡スチロールにハサミで切り込みを入れて、きれいにレイアウトしましたママのジュエリーをよく見ているんですね

お店の名前は?と聞くと、

「宝石屋さん~?」という返答。

「でも、スーパーのオーケーマートとか、コンビニのセブンイレブンとか、お蕎麦屋さんの湧水とか八起とか名前があるでしょ?」と聞くと、考え出しながらも、友だちの目をキョロキョロ見だし、様子を伺う子どもたち(笑)そうえいば、お店屋さんの名前を決めて開店したことがなかった、、、と思い、

「もも組宝石店とか、宝石屋さんボスコとか、ジュエリーマリアとか色々あるじゃない?」と例を出すと、、、何の名前にするかでバトル勃発!(笑)

「宝石屋さんの宝石屋という名前がいい!!」と言う子「ジュエリーと付けたい」と言う子、「いや!ジュエリー宝石がいい!!」と言う子、「ジュエリーマリアがいい!!!!!!」と言う子、、、(意見がたくさん出ることはいいことです)ジュエリーはみんなが納得したのですが、その後にまりあをつけるのか、宝石にするのかでなかなか決まらず、みんながすーーーっと名前決めをやめようとしたので、せっかくそこまで決めたなら、最後まで決めようと!と間に入り決まったのが【じゅえりーまりあ】(ひらがな表記なのは、年少さんにも読めるようにという考えから!)

そんなやり取りをしていたら、オープン前から行列が

 

ここから並んでください!の目印のプランターを置いて、急いで準備準備が出来たら開店です

大人の私は、沢山並んでいるので、2列で並んでお客さんの回転率を良くする!と考えてしまいますが、お客さんのペースに合わせて接客をするじゅえりーまりあの店員さん

しばらくすると、「まーだーー?」とお客様からお叱りを受け、「大変だから2列にしようよ!」と言い出し、こーやって遊びの中で考える力が付いていくんだなぁ〜と改めて感じた瞬間でした

ただ今新作ジュエリー制作中日によって今日はやらない!、やると言いながらも違うことを始める!メンバーもいますが、「えーー今日は開店しないの〜せっかく作ったのに〜お客さん待ってるんじゃないの〜」と言う声に定休日なしで開店しているじゅえりーまりあです

凧作り

「先生!シール帳みたいな凧つくりたい!」という声から始まった凧作り何で作ろうか?と聞くと、「お家で上げた凧は、布で出来てたから、布で作りたい!」とすぐに答えが!!「ぬ!の!???」と思いましたが、「作ってみよう!」と作ってみましたが、重くて飛ばない

「ビニールだとよく飛ぶんだよ~」とスーパーの袋で作り直しました

とってもよく飛んだのですが、写真が、、、ばら組ブログをご参照ください(笑)

餅つき

日本の伝統文化である餅つきもも組は一番最初に餅を搗くクラスだったので、蒸し上がったもち米の匂いを嗅いだり

臼に入れ、杵で搗いた時にもち米が飛び散らないように、押しつぶしてから搗き始めるところが見られたり

搗き方の見本を幼稚園のおじいちゃんたちに(笑)見せてもらったり、

搗き終わった餅を見て、搗く前と比べたり、、、

右手に蒸かしたもち米左手に炊いた白米を指でつぶし、粘りの違いを比べたり、、、

もちつきを大満喫した1日になりました

食べる前には、皆で搗いた餅を丸めてくれる【星美おもち工場】に見学にも行ってきました

自分たちで搗いて、丸めてくれたお母さんたちに会って、クラスの皆で食べたのでおいしさは倍増!

もう来年のもちつきを楽しみにしている、なんとも食いしん坊なもも組でした

 

クラス活動

クラス活動では、来年度の年少さんが入園式の時に楽しい気持ちで幼稚園に来られるように「チューリップ」を植えました本当は2学期中に植える予定だったのですが、バタバタしていてこんなに遅くなってしましました

二人で一人組になって、「綺麗に咲きますように…」「年少さんが楽しく幼稚園に通えますように…」と願いも土と一緒に被せ

日当たりのいい場所にみんなで移動

お当番さんが代表で水をかけ、みんなで「入園式で咲きますように…」と神様にお祈りをしました水を上げるのはお当番さんの仕事時々忘れていることもありますが、気づくとプランターの周りが濡れているので、お水をあげているようです遊んでいる途中に「あ!!芽が出てきた!!」「すごい!!昨日より大きくなってる!」と命が育っていくのを、まだかまだかと心待ちにしている子どもたちですさてさて、、、入園式までに咲くかな…?

 

他には、跳び箱に挑戦!

協力ゲームに挑戦!

二人で一組になって、みんなで同じ広告を広げ「マ」を探して〇をつけていくゲーム「ママ」という言葉がたくさん使われている広告だったので、あちらこちらで「あった!!」「ここも!」という声が聞かれました

このゲームのルールは一人でどんどん進めない事!見つけたら、二人で「マだね!」と確認してから丸を付ける事

そのルールを聞き、二人で同じ場所を探すグループもあれば、手分けして探して確認し合うグループ、大きい文字をチェックする人と、小さい文字をチェックする人に分かれるグループ、、、とそれぞれの作戦が見られ、個々の成長を感じるゲームでした!

節分では、豆入れ作りで初めてホッチキスに挑戦ガチャンと下まで押し切らないと止まらないことを学び、作り終えると少し自慢げな顔をするもも組の子どもたち当日は、新聞豆の中を投げて、心の中にいる鬼を追い出しました

でもでも、本当に鬼が幼稚園から出ていったのか心配で坂の上まで確認!「鬼さんもう来ないでね~」と叫ぶ子どもたちに、深大寺入口のバス停で待っているお客さんが手を振って応えてくれました

着々と年長組になる階段を上がっているもも組の子どもたち子どもたちと過ごせるのもあと少し、私も大人の階段をずり下りないように頑張りますっ

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