神様や農家の方に感謝し、収穫の楽しさを味わったおいもほり。その一週間後、今度は文字通り「味わう」ために、年長組でスイートポテト作りを行いました

今年は天候条件に恵まれず、お世話になった畑のサツマイモは不作だったようですスイートポテト用に一人一つもらう予定でしたが、その余裕もなく、職員用のおいもと、家族でおいもほりに行ったのでどうぞ、と寄付してくださった方の分（ありがとうございました！）と、スーパーで買い足したおいもを使用しました。子ども達は自分たちで収穫したものと思っていますので秘密ですよ

そしてスイートポテト作り当日・・・

朝から茹でているおいものいい香りが気になって給湯室を覗きに来ていました大鍋で大量のサツマイモを茹でている光景を見て「鍋大きい…」「美味しそう…」とつぶやきつつ期待度アップ「今日はスイートポテトだ～！」「早く食べた～い」と何度も言っていました。

待ち望んだスイートポテト作りの時間になり、身支度を整えて、手もちゃんときれいに洗い準備バッチリ

きちんとアルコールスプレーも

それでは早速おいもクッキング開始星美オリジナルレシピと作り方はこんな感じです

 

手順①おいもの皮を剥く！

輪切りにして茹でたおいもの皮を剥いていきます！そして一人一枚ビニールを渡し、剥いたおいもを入れていきます目の前のおいもの山がなくなるまで、子ども達は黙々とひたすら皮を剥いていました

どのクラスも、煮崩れしてしまった小さいおいもには手が伸びず不人気(笑)「むきづらいよ～！」と言いつつも、きれいに皮をむこうと悪戦苦戦（茹ですぎたよ、ごめ～んと心の中で謝罪…）でも、自分の袋にたくさんおいもを入れるため、後半は選り好みせず頑張ってくれました

 

手順②袋に入れて揉む！

自分の袋に入れたおいもを、固い感触がなくなるまで、これもひたすら揉みます！

もみもみもみもみもみ･･･

ここで気を付けなければならないのが、気合を入れすぎて袋に穴をあけたり、開口を下にしておいもを落としてしまう事床においもが落ちたり、踏んづけたりするとベットベトでなかなか取れなくて大惨事なのです何度も確認と注意を促しながら進めます。さくら組では、落としたら自己申告制を取っていました(笑)何度か「落としました～」「動かないで～‼‼」のやりとりをし、大惨事は免れました

「もういい？」担任「まだ！」「これくらい？」担任「まだまだ！」のやりとりを数回行い･･･なめらかになるまで頑張りました！

 

手順③他の材料を入れて混ぜる！

まずは、みんながモミモミとすり潰してくれたおいもを大きなボールに集めます。ここでも「ボールでかい…」とのつぶやきが(笑)これも家庭ではなかなかお目にかかれない大きさ

「素材の味を大事に」ということで、入れるのはバター・砂糖・牛乳の３つだけ！みんなで見えやすいように囲い、担任が材料を投入する様子をジーっと見つめます味付け（？）はそれぞれのクラスの担任の好みが出ます。砂糖や牛乳の量は余分に分けているので、どれくらい使用するのかは好みなのです(笑)

さくら組は、たぶん他クラスよりも砂糖が多めです。準備していたものよりちょこっと多めに追加で入れました子ども達に、まだ入れるの？という目をされたような気もしますが…みんなで味見をして、「美味しい」「いいね」の判定をちゃんともらいましたよ(笑)

味見タイム

きく組では、どさっと入れた砂糖に子ども達から「先生入れすぎ！！」と大ブーイングが･･･。「大丈夫大丈夫！甘いほうがおいしいよ！」と言ったけれど、「絶対甘すぎると思う」と疑いの目を向けられてしまいました。

ゆり組もみんなに聞くと「甘いほうがいい～！」というリクエストだったので砂糖大目にそして担任の好みでバターも多めに甘さもコクもばっちりでした！（でも実は、完成したものを食べ比べたら、他のクラスよりは甘さ控えめだったのでさくら組、きく組恐るべし！と思いました...）

まずは先生がよく混ぜてから、仕上げは子ども達の出番

友達にボールを押さえててもらい、協力しながらまぜまぜ…

「重い…」「いい匂い…」とつぶやきながら、しゃもじ(笑)で混ぜます

 

手順④形作り

全員で混ぜ終えたら、一人ひとりの手においもを乗せて好きな形にします。「大盛りで！」と言われたり「ハートにする～」と友達と見せ合いっこしながら、自分のアルミカップに入れます

 

手順⑤焼く

最後にオーブンに入れて20分程待ちます。「まだかな～」と待ちきれずにソワソワわくわく

そして20分後・・・

完成～！ホクホクの甘～い、まさにスイートなポテトができ上がりました「いっただきまーす！」と口に入れると「おいし～～～」と大合唱（大ブーイングを受けたきく組でも、「おいしい！ちょうどいい！」とちゃんと高評価をもらいました）

大っきなスイートポテトを作った子が多かったのですが、ぺろりと食べてしまう子がほとんど大満足してもらえたかな？！

みんなで、秋の自然を満喫しながら収穫をし、秋の味覚も感じられました～