10月26日(土)にボリビアデーが開催されました
「ボリビアデー」とは・・・
以前のブログでもお伝えしましたが、戦争や貧困、自然災害などで苦しい生活を強いられている人たちがいることを知り、その現状に思いを馳せ、自分に”何ができるのか?”を考え実行する中で、世界に目を向け、今の幸せに感謝する行事です
前日、大雨が降り「当日の天気は大丈夫だろうか…?」と心配しましたが、当日は良いお天気に恵まれ、たくさんの方がご来場下さいました
幼稚園コーナー
まずは、手作り品ブース職員が夏休みから「世界の貧しい人々を思って…」心を込めて作った商品たち今年は、子どもたちが喜ぶものは…?と考え、【遊べるおもちゃ】をたくさん販売しました皆さんいかがでしたか??
たくさんの方が購入してくれ、作った私たちも「もう一人の友だち」の為になる!と考えると、とてもうれしかったです
幼稚園グッズブースでは、今年は、幼稚園の園章とドン・ボスコの絵が入ったボリビアデー限定オリジナルクッキーを販売しました
今年限定の商品だったので、来年はどんな限定グッズが出てくるかお楽しみに〜
風船ブースは、今年度も大人気
一つ一つ手作りで少しずつ違うので、よーく選んで買って行く子もいれば、ちょっと怖いけど、自分で作ることに挑戦してみる子もいて、楽しみ方はそれぞれでした
手芸サークルコーナー
お母様方が、一年間活動の中で作りためたたくさんのかわいい作品たち星美のお母様方はとっても器用なんです
今年のワークショップは毛糸の人形作り
楽しんだお金で困っている人を助けられるなんて素敵なことですよね
ボランティアサークルコーナー
今年も開店した「子どものお店屋さん」コーナーお母様方が廃材を使って、ハンバーガーやお菓子を作って下さり、それを子どもたちが店員さんになって販売しました
ここで使えるお金は、、、なんとドン・ボスコが描かれた特別紙幣
お客さんとして買い物をしにきた子どもも大人も、店員さんになりきっていた子どもも大人も、みーーーんな笑顔になれる素敵なお店屋さんでしたここでの売り上げが献金として使われ、私たちが楽しんだ笑顔と同じくらい、貧しい国の人たちが笑顔になれるといいですよね
ケーキチャリティーコーナー
料理やお菓子作りが上手なお母様方が、材料からラッピングまですべて準備し、持ってきてくださったものを売るケーキチャリティー
毎年大好評で、この部屋は食べ物のいーーーにおい私(A子)は毎年買いそびれてしまう為、「今年こそは買いたい!!」と思っていましたが、気が付いたら売り切れてしまっていましたガーン
遊戯室コーナー
ご家庭から寄付していただいたたくさんの商品に、大賑わい
(キャンディーレイコーナーは、写真が撮れず、全く賑わっていない写真ですが雰囲気だけ…笑)
シスターたちのコーナーもあり、お客さんは目移りし「あれも欲しい」「これもかわいい!!」「あ~こっちにしようかな~」とバーゲンセールの会場さながらな会話が聞こえてきました何歳でも女子って買い物好きなんですね
お聖堂・パネル
毎年少しづつ内容を変えている世界の状況を知るパネル。皆さん、真剣に目を通し、お子さんにわかるようにかみ砕いて説明してくださっている姿がとても印象的でした。
実は、このパネルこうやって園長と相談しながら作り進めました。
お聖堂では、ご家庭で集めた【つもり献金】をご家族で祈りと共に捧げて下さいました。学年によって理解度は違いますが、子どもたちが【つもり献金】を「ご飯が食べれられない人がご飯が食べられるように…」「お家がない人が、お家に住めるように…」「汚い水しか飲めない人が綺麗な水を飲めるように…」「病院にいけない人が、病院に行けるように…」と思いを込めて行ったことが良くわかる場所でした。
【つもり献金】は、"たくさんお金があるから"、"少し献金しても自分は困らないから"…と無くてもそんなに困らないから!という気持ちでお金を神様にお捧げするのではなく、自分の大切なものを我慢したり、代用したりして、人の為に自分も痛みを伴ったお金だからこそ意味があるのだと思います。子どもたちが純粋な気持ちで集めた【つもり献金】をきっと神様が子どもたちの思いを聞き入れ、必要なところで使ってくださることと思います。
大盛況だったボリビアデーですが、当日を迎えるまで、コツコツと委員のお母様方が準備を進めていてくれたおかげで開催することができました
商品チェックや値段付け、当日のレイアウト、、、何度も幼稚園に足を運んで下さり一つひとつ丁寧に進めて下さるお母様方
どの行事も同じですが、お仕事をされていたり、多くの家事がある中、園行事に快くご協力下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです委員の皆さまありがとうございました
長々と当日の様子をお伝えしましたが、今年度もボリビアデーが開催できたのは、多くの方のご理解とご協力のおかげです。ご家庭の協力があるからこそ、私たち職員も幼稚園で「もう一人の友だち」について話をし、教育をすることができていますボリビアデーでの経験が、少しでも子どもの心に残り、これからの人生の中で自分の為だけでなく、人の為に行動できる心の種になっていればうれしいです行事は終わりましたが、これからも時々、世界の恵まれない人々に目を向け、お祈りを捧げていきたいです