9月の園だより

「朝夕めっきり秋めいてまいりました。」と全面的に申し上げたいところですが、期待をもって調べてみましたが、三週間くらいは日中まだまだ暑さは続くようです。それにしましても、本当に暑い夏でしたね。皆様いかがお過ごしでしたか?元気いっぱいの子ども達は、お部屋の中でじっとしていることは出来ないでしょうから・・・暑い中、お父さま、お母さまもふうふう言いながら、いろんなことを一緒に楽しまれたのでないかと想像しております。ところで、二学期は子ども達にとって運動会を始め嬉しい行事がたくさんあります。皆で協力し合いながら作り上げることもあり、とても成長が楽しみな時期でもあると思います。また、ご父母の皆様にご協力をいただくことも多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

今月のそよ風

たいせつなのは どれだけたくさんのことをしたかではなく どれだけ心をこめたかです。」 マザー・テレサ

二学期を始めるにあたってマザー・テレサのことばを皆さまにお届けいたします。 保護者の皆さまは日々いろんなことに従事され、これからも忙しい毎日が待ち受けていることと思います。その中であれこれに忙殺されずに生きるコツをマザー・テレサは教えてくれています。過去でも未来でもなく現在の今に生きるということ、それも心をこめてということだと思います。私は黙想の中でこれに関するとてもいい言葉を見つけました。具体的で、示唆に富んだものです。

「2人の禅徒が互いの師について語っていました。一人がわが師は偉大な方で剣や矢のさばきについてとくとくと語りました。するともう一人の禅徒がそれはお見事です。と言いながら、私の師は驚くべきことをなさいます。と語りだしました。どんなことを?と口を開いた彼に言いました。歩かれる時は、ただひたすら歩かれますし、座られる時は、ただひたすら座られます。召し上がられる時は、ただひたすら召し上がるのです。」・・・と (マインドフルネス参照)

今日の中の今、例えば原稿を書いている今、ない知恵をしぼってただひたすら書く。お食事を作る時には、人の喜ぶ顔を思いながらただひたすら作る。人と出会う時(子どもであっても)ひたすら喜んで耳を傾ける。私が気にかければいいのはただ今だけ、それも心をこめて・・・何だか出来そうな気がしませんか。

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