2019 バラ園遠足(年中組)

青空が広がり、夏のようないい天気が続いている5月。17日に、神代植物公園で毎年開催されている「バラフェスタ」を見に園外保育に出かけてきました

年少組の時は、園外保育を予定していた日が1学期も3学期も雨で「ドライブ遠足」だったと聞いていたので、今年はどうかな~?と心配しつつも、シール帳やカレンダーを見ながら、「あと〇日でバラ園だね!」「何色のバラがあるかな?」と楽しみにしていました各クラスで交通ルールやばら園での約束を伝えていましたが、出発前に学年で集まってみんなでもう一度確認

道路は車道側から遠い端を歩くこと

自分の力で歩くこと

バラは見たり、嗅いだりして楽しむこと

一人で勝手にどこかに行かないこと  …etc伝えリュックを背負って年長組さんとの待ち合わせ場所へ

行きは年長組のお兄さん、お姉さんが手をつなぎ一緒に歩いてくるので、「よろしくおねがいします」とご挨拶

こうやって異年齢の関わりを持つことで年中組の子どもたちは【年長組】への憧れを強く持つようになりますお互いの紹介が終わったらみんなで「しゅっぱーつ」

園長先生に「いってきまーす」と元気にあいさつ

坂を降りて

信号を渡って

到着

年長さんに「ありがとう」と感謝を伝え、ここからは年中組だけで園内を歩きます

でもその前に、ちょっと休憩

お茶を飲んで、集合写真を撮っているとハンドベルのようなすてきな音色が

音の主は…綺麗なベルの塔から3曲ほど流れ、演奏が終わるとその都度拍手をする子どもたちでした

休憩後は人の多いバラの花壇へ気合を入れて出発(引率の職員は「ふー!!!」と息を吸い、気合を入れてから歩き始めた事はここだけの秘密です笑)

事前に、品種の表示の横に「いいにおいマーク(年中組通称:おじさん)」がついてることを伝えていたので、バラゾーンに入ると「あ!おじさんいた」「あそこにもいる!」「こっちも!」とおじさん探しに

いろんなバラのにおいを嗅ぎながらも、「うーん、、、全部同じ」と言う正直な反応をする子どもたちそんな中、「先生!全然匂いしない!!」「こっちも匂わないよ!!!」という子が「えー??鼻詰まってるの?鼻かんでから嗅いでみたら??」というやり取りをし、フッとその子の様子を見ると、、、、

なんとバラではなく

おじさんのマークを嗅いでいる!!!

そりゃあ匂うわけがないですよね笑 年中組ならではの子どもらしい姿に思わず、笑ってしまいました

おじさん探しだけでなく、色々な色、国のバラを探し、自分の手でと花との大きさを比べっこしたり、葉っぱの形の違いに気づいたり、、、とバラフェスタを満喫しました

そしてお待ちかねのお弁当タイムバラを見ながら「お腹すいた〜」「疲れた〜」「お弁当食べたい〜」と呟いて年中組。バラを見て回っていた時は、ゆっくりだった動き、お弁当準備の時には早いこと!早いこと!笑

年少の時の経験を土台に、自分の力で準備を進めていました

外で、みんなで食べるお弁当は格別ですね

お弁当の後は少しお昼寝タイムや原っぱ遊び

運転手さんともも組担任が鬼になり、鬼ごっこ!まだまだ子どもの走りに追いつける大人2人ですが、「もう一回~」「またやろ」の繰り返し鬼ごっこにスパルタダイエット教室に入会したような気分でした

その横では、だるまさんがころんだ

遊んでいる内に、そろそろ帰る時間帰る準備をして、おたまじゃくしのいる水槽?前で待ち合わせ

「いたいた!」と葉っぱをおたまじゃくしだと思っている子私たちは子どもの頃おたまじゃくしを見たり、触ったりするのは当たり前でしたが、現代の子どもたちは本物を見る機会が少なくなっているんだなぁ〜と感じた一幕でした

帰りは年長さんの力を借りずに、年中組だけで歩いて帰りますみんなでもう一度約束を確認して、気合いを入れて出発

途中「疲れた~」と言いそうな様子が見られたら、クイズや歌を歌って気を紛らわしながら頑張って歩き、、、ただいま〜(とーーーーっても長い長い道のりでした

帰ってきた途端に元気になる子どもたち笑 でもでも、疲れているのでみんなで少し休憩して、楽しい一日を終えました

戻ってきてから「今日は疲れたから行かないけど、もう一回バラ園に行きたい人~?」と聞くと、元気よく「行きたい~!!!」と言う返事が次に行くのは、みんなが年長になった時でること、その時には、今日年長さんがみんなを守ってくれたように、次の年中さんを守りながら歩くこと、、、などの話をしました。一緒に歩いてくれた年長さんが「ヒーロー」に見え、年長組になったら…という期待と憧れを抱いた年中組今年1年、年中組としての様々な経験を重ねながら、年長への憧れを膨らませ過ごしていきたいです

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