新しい天皇が即位し、新しい元号での生活が始まった5月2019年度もも組がスタートし1か月半が経ち、子どもたちは少しずつ新しいクラスに慣れ、自分の居場所を見つけ始めています
もも組では、わざと「年少さーん」と呼ぶと反射的に振り向き、返事をしそうになるのをニヤっとしながらごまかす子どもたちでも、、、無意識に、「さくらさん外行こう~」「さくらさん片付けるよ~」「さくらさんトイレに行ってきて~!」と私がクラス名をしょっちゅう間違えるので
「先生!!もも組だってば~!」
と訂正をいれつつ、もも組に進級したことを喜びながら過ごしています
そうは言っても、、、年中組の子どもたちにとっては初めてのクラス替えわくわくTIME中(自分のしたい遊びに打ち込む時間)は、元のクラスの仲良しの友達を求めて出かけていく姿が見られています年少組で新しいクラスが発表され、【仲良しの友達が一緒で安心】【友達と離れちゃったらが心配】【見知りしない性格だし平気かな、、、】など、子どもも保護者の方もいろいろな気持ちでスタートしたことと思います環境が変わることが分かっていても、新しいクラスに仲良しの友達がいても、クラスの雰囲気、友だち関係、遊びの環境、集まりの仕方等今までと違うことが多く、戸惑い、ドキドキしながらも新しい”環境”の中で自分の居場所を見つけよう!と頑張っている子どもたち
子ども一人ひとり性格が違い、感じ方が違い、表現の方法も違いますが、今は不安定なのは当たり前社会に出ると色々な変化に出会いますが、その第一歩を経験中きっと保護者の方も子どもから聞く話に、「大丈夫かな…?」「一人で遊んでいるのかしら?」「お弁当食べるの断られたって聞いたけど、、、一人で食べているの?」といろいろ想像を膨らませ不安になることも多いかと思いますが、子どもにとってこの経験は心が成長するための大切な経験です今はドキドキするだろうけど頑張れ~!と焦らず、子どもたちの話を聞き、共感しつつも背中を押してあげてください
1年間、一緒に子どもたちの成長を見守って行きましょう~
(クラス便りでも書きましたが、私は書き始めると文章が長くなってしまうタイプ、、、ものすっっっっつごくうっとうしいかもしれませんが 笑、お付き合いいただけるとありがたいです)
ではでは、ここからはもも組の子どもたちの様子をお伝えします~
外遊び
友だちとくっついて乗るのが楽しいゆりかごスイング
虫探し
だんご虫にワラジ虫、ありに幼虫にてんとう虫にアブラムシ、、、ありとあらゆる虫を集めてくる虫好き男子集めて虫かごに入れて満足次の日には死んでしまっていても「また捕まえよ~」「虫かごにの中いれておきたい!」という子どもたちに「命」について話をしました。
「みんなは虫が好きでしょ?私もみんなのこと好きだから、一緒にいたいから、さようならをした後も、お家に帰らずもも組の部屋に残していい?」
「えーいいよ〜(ニヤニヤ)」(私:あれ?嬉しいけど、違う答え返ってきた!笑)
「ママに会えないのにすごい!私と泊まってくれるんだね」
「え、、、、やだ〜」(そりゃそうだ!ママには敵わない笑)
「でもさ、好きだから一緒にいたいからいいじゃ~ん」
「えー。。。おうち帰りたいもん」
「そっか~。じゃあみんなと同じで虫さんもおうちに帰りたいんじゃない?」
「でも、せっかく捕まえたから、、、」
「それにね、小さな虫かごの中に入れて置いたら、食べるものもなくて、のども乾いて死んじゃうんじゃない?」
「う゛ーーーーーーーーーーーーーーん」
とやり取りし、しばらく考え、
「逃がすことにする!」
と決断!小さな命を自分たちに置き換え考えることで、自分が嫌なことはやめようと決断した子どもたちでした
そして、卒園生のおじいちゃまがくださったカブト虫の幼虫
お世話をしないとカブト虫にはならないこと、
幼虫の中にも小さな命があり、小さくても、大きくても命は大切であること
をクラス活動で話をしました。虫には気持ちがないかもしれません。でも、疑心化して考えられるのはこの年齢ならでは!「命」の大切さ、儚さ、「死」の悲しさ等、子どもたちが理解するのは簡単な事ではありませんが、虫探し、カブト虫のお世話を通して少しでも感じられるよう、保育を進めていきたいです
砂場でおままごと
大型遊具に挑戦
室内遊び
「アイスを食べたいの!」という声から始まったアイスクリーム屋さん
みんなでたくさん作って、年少さんに売りにいき、大繁盛しました
積み木を組み合わせてビルや車作り今は自分たちで車作りもしています*
子どもの日には柏餅屋さん
昔の駅弁のように売り歩く売り子さん!日本の伝統的な文化に触れる日に、昔ながらの売り方で売り歩く子どもたちでした
クラス活動
片付けをした後♪チェッコリの歌に合わせてゴミ拾い大会
拾うというより、、、手を滑らせてくっつけている感じ??(笑)そして「私100個も集めた~」と言う子ども頭を使っていますね
ある日、幼稚園には虫がいっぱいいるのに、ちょうちょは飛んでこないね、、、という話から裏のロータリーにちょうちょ探しに
♪ちょうちょの歌を歌っていると1羽のちょうちょがでも、すぐに飛んで行ってしまうので、ピンクのチューリップになって待機中↓(私の「~って言ってみたら?」「こうするのはどう?」という提案に、素直にその世界に入り込んで楽しむ姿、、、なんてかわいらしいのでしょう)
友だちがいないから遊びに来ないんじゃない?と言う声に「じゃあ!ちょうちょの友だち作ろうよ!!」とマジックで友だち作りに挑戦!
作った後は、花の蜜を吸わせたり、
友だちがたくさんいるよ~と知らせに散歩に行ったり
みんなで「春」を楽しみました
着替えが始まり、数日たったある日。私が職員室に忘れ物をし、取りに行って戻ってくると、こんな様子が
園庭でも「せんせーーーい!おして~」と叫び続ける年少さんを見つけ、こんな姿も
周りに目を向け、相手の為に行動できるのは素敵なことですね
最初から長くなってしまいましたが、この1年、もも組27人、年中組81人でいろいろな経験をして1年間笑顔いっぱいの時間を過ごしていきたいです次回のブログもお楽しみに~