12月の園だより

園庭の美しい紅葉に感動すると同時に、落ち葉掃きにご協力くださいます皆様に感謝しております。先日、長い椅子で囲った落ち葉の温泉に誘われて子ども達と一緒に入りました。すっかりその気になっている子ども達の会話のおもしろいこと。子どもっていいなーと思った瞬間です。園内の一番早いお母さま方の「マザーズ・クリスマス」も厳かな内に終わり、いよいよ子どもたちの楽しみにしているクリスマス会がもうそこまでやって来ています。心の豊かさを培う徳の花を実践しながら、それぞれの出し物に真剣に取り組み、皆様に見ていただくのを楽しみにしています。


心からの贈り物

さて、イエスは目を上げて、金持ち達が献金箱に献金を入れるのを見ておられた。すると、ある貧しいやもめが、レプトン銅貨を二枚入れるのを見て、おおせになった。「あなたがたに良く言っておく。この貧しいやもめは、ほかの誰よりも多く入れた。金持ちたちはみな、あり余る中から入れたが、彼女は、貧しい中から、生活費のすべてを入れたからである。」

レプトン・・・新約聖書の中での最小の貨幣   (ルカによる福音 21:1~4)


ボリビアデーに向けて子供たちは徳の花をし、その中で培われた優しい心で食べたいものや、欲しいものをねだることをちょっと我慢し、献金を生み出しました。これは、福音の貧しいやもめの行動に似ていると思います。私の持っている僅かなもので、人に喜びを与えることが出来るのです。ところで献金を差し上げたところからお礼の言葉や感謝状が届いています。その中の、ここ何年かさせていただいている「ケニアの里子」について、この場をお借りして書きたいと思います。年長中の子どもも、保護者の皆さんもご存知のことですが、年少さんにとって初めてのことですので(詳細は、後ほど手元に届くようにいたしますが・・・)簡単にお伝えいたします。ケニアでは学校を建てたものの、勉強をするためのお金を払うことが出来ない子どもたちが大勢います。それで、一人でも多くの子どもが学び、将来、国の為に人材となる若者を里親として育てて欲しいと言う運動に、私たちも僅かですがお手伝いできればと名乗り出て、園全体が2人の若者の里親となっています。後ほど2人の写真とあいさつ文を皆様にお届けします。ご自分のお子さまと同様、お子さまと共に、遠くの子どもたちへ祈りと温かい思いを届けていきたいものです。

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