5月は、カトリックでは「聖母マリア」の月とされていますそして、5月24日は「扶助者聖母マリア」のお祝い日です。聖母祭は、マリア様を賛美して行うカトリック特有のお祭りです
扶助者マリアとは・・・マリア様は私たちが困難に遭うときに、道に迷わず歩んでいけるように助けて下さる方。という意味です
調布星美幼稚園では、聖母祭と共に創立記念日をお祝いしています
子どもたちには「マリア様はもう一人のみんなのお母さんなんだよ」「いつも見守ってくれているんだよ」「マリア様は素敵な心をたくさん持っていた人だから、みんなもそうなれるようにたくさんお祈りをして、優しい心・きれいな心で過ごしていこうね」などと伝えています。
当日まで「心の花束」を通してたくさんのお祈り・実行をしてきました
そして迎えた当日は、カーネーションを献花して、お祈りと聖歌をたくさんマリア様にお捧げしました
【献花】
年長保護者の方々
年中・年少さん
年長組は、男の子はマリア様を守る兵隊、女の子はマリア様に仕える天上の天使となってマリア様をお祝いしました
【花まき】
花まき天使たちがマリア様に花びらをお捧げします
【神父様のお話】
「マリア様にお祈りすると、優しい心・温かい心をくださるんですよ」
【共同祈願】
みんなのお祈りを、言葉の天使の子どもたち・保護者・先生が代表で唱えました
【祝福】
最後に神父様から、聖母マリアの祝福「聖水」(穢れを祓い、祝福される聖なる水)を頂きました
みなさんで心を合わせて聖母祭を行うことができましたきっとマリア様も喜んでくださったことでしょう
これからも、いつも見守り、正しい道に導いて下さるマリア様にお祈りを捧げていきましょう。
そして、いつも私たちの心の中に「美しい女性」「理想の女性」としてマリア様をもつことができますように。
【扶助者マリア様の豆知識】
扶助者マリア像は、頭に冠を被り・右手に笏(しゃく)・左胸にイエス様を抱き・青いマントを着ています。どれもきちんと意味があるのですよ
冠・・・天の皇后(女王)の証。
笏・・・笏は力や権力権の象徴です。マリア様は天の女王として権威を持つ方であることを表しています。しかし、マリア様の力と権威は、神様に近い者ということです。
イエス様・・・マリア様が人々から特別に愛され尊敬されるのは、神の子であるイエス様の母だからです。神の子イエスの母なので、マリア様は「神の母」と呼ばれます。優しい母・母性の象徴でもあります。
赤の衣装と青いマント・・・赤や青はマリア様を象徴する色です。赤は神の慈愛を表し、青は空の青さから天国を表しています。
以上、豆知識でした