「遠足の日は、ぜーったいに晴れにしてください!」という子どもと担任の願いが通じたのか・・・
2月15日、ぽかぽか陽気の中、園外保育に行くことができました
今回の行き先は、神代植物公園の植物多様性センター
「神様からのお恵みをたくさん見つけようね」と話すと、「楽しみ~」とわくわく顔の子どもたち
園長先生に見送られ、「いってきまーす!」と出発しました
あっという間に到着!
散歩が始まった途端に、「ねえねえ先生! あれは何?」と興味津々!
目に入るのは、どんぐりなどの身近なものから、初めて見聞きした火山帯の植物まで、様々です。
じーっと観察
水生植物の水槽だけど、魚もいるかな?
「少しだけ触ってもいいよ」と声を掛けると、葉や木肌の感触を楽しんでいました
「すべすべしているよ」「これはチクチク」
「この木はつるつるかな? ざらざらかな?」
職員の方も、いろいろなことを教えてくれました
「あの茶色いところはなんですか?」「モグラの家だよ」「ええ~~っ」
木でできた楽器もありました。木琴と、カスタネットです
「音が違う!」「面白い音~」
まだまだ寒い時期。草花といっても、そんなに種類はないのでは? と思われるかもしれませんが、そうではありません!
冬ならではの植物がたくさんあるのです
例えば、フクジュソウ
ピンクの花びらが可愛らしいウメ
先生の手よりも大きいヤツデの葉と実
綿毛のようなオヤマボクチなどなど
実は、これらの植物をみんなで探してみよう!と事前に子ども達に写真を見せた上で、”神様のお恵み探し”をしながら散歩をしました
館内の地図を見て場所を確認したクラスもあれば
自分たちの良い目を頼りに探したクラスも
担任が見つけられなくても、「あったよ!」と子どもが教えてくれる事もあったんですよ!
散歩が終わったら、待ちに待った自由広場でのお弁当タイム
準備が整ったら、お祈りをして・・・
「いただきます!!」
年少で最後の遠足だから、他のクラスの友達とも食べよう!との声掛けを聞いて、他クラスの友達に「一緒に食べよう」と誘いに行っている子もいました
それでもやはり多いのは、同じクラス同士でレジャーシートをくっつける姿。
この10ヶ月間で、クラスの友達との関係が深まったことを改めて感じました
青空の下、みんなで食べるお弁当は格別だね
遠足の時のお弁当の準備・片付けにも、だいぶ慣れてきました。
以前の遠足よりも少ない声掛けで、さっとレジャーシートを広げたり、手際よく畳んで片付ける年少さん、ステキ! 成長しましたね
食べ終わった後は、園庭以上にひろーい広場で、かけっこをしたり、ごろごろ転がったりして遊びました
(ご家庭では洗濯が大変だったかもしれませんが、このような感じで楽しく過ごしていました)
草がたくさんついてしまったので、とってあげています
こちらではどんぐり集め
たくさん歩いて、食べて、遊んだら、あっという間に帰る時間
「まだ帰りたくないな~」「また来たいな」と呟く子ども達でしたが・・・
バスに乗るとやっぱりテンションは上がってしまったのでした(笑)
残念ながら今回も、全員で行くことはできませんでしたが・・・
「お休みの子にも遠足の事を教えてあげようね」と話し、思い出を共有しました。
来年、年中組になった時こそ、全員で! 行けることを願っています
保護者の皆様、準備等、ご協力ありがとうございました